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4年間の軌跡

太田 裕嗣(4年)

氷上奮闘記をご覧の皆様、こんにちは。経済学部会計ファイナンス学科4年の太田裕嗣です。三寒四温を繰り返しながらようやく春が近づいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

いよいよこの氷上奮闘記を執筆するのも最後となってしまいました。振り返ってみれば、言葉では表せないようなとても濃い4年間でした。そんな4年間を不自由なく過ごすことができたのは、OBOGの皆様方や保護者の皆様方、コーチ陣の方々、スポンサーの皆様方のおかげです。心より感謝申し上げます。


さて、最後の氷上奮闘記ということで、4年間の振り返りをしていこうと思います。最後までお付き合いいただけたら幸いです。

まず、1年目は成長の1年だったと感じています。最初は早稲田大学との対戦から始まりました。初めて対戦する1部Aグループとの対戦で、少し自信を失ってしまいました。また、初めてする一人暮らしや、新型コロナウィルスの影響によるリモート授業、新しい人間関係の構築など、新しいことに慣れることができずナーバスになってしまうこともありました。しかし、その時に支えになったのは、直向きに頑張る当時の先輩方の姿でした。少しでも先輩方の力になりたい、そう思いながら氷上練習に取り組んでいたのを覚えています。

2年目は、4年間の中で1番辛いシーズンでした。かわいい後輩たちが入ってきたものの、プレイヤー8人、うちDF2名のみという状況で試合をしていました。練習でも試合でもほぼ休憩時間がなく、陸上トレーニングもホッケー人生の中で1番ハードだったため、部活動にいくのが嫌になった時期もありました。しかし、それが報われた東京大学戦での2ゴールや、シーズン最後の試合が終わったときの達成感は忘れられない思い出です。

3年目は学びのシーズンだったと思います。多くの後輩たちが入ってきたことにより、去年までのチームとはガラリと変わりました。これまでやってきた体力を温存しながらするホッケーではなく、普通にアイスホッケーができるようになり嬉しい反面、体力を温存するという考えが抜けきらずに苦労したのを覚えています。

4年目はある意味充実した1年だったと思います。これまでとは全く色の違う後輩たちを迎えてシーズンが始まりました。チームとしては昨シーズンと比べても良い結果を残せましたが、個人としては出場機会がない試合もあったり、なかなか良い結果を出せなかったりなど苦労したシーズンでもありました。しかし、サマーカップ3位入賞や、秋ファーストリーグでの好成績など、4年間で1番良い成績を残すことができたことは満足しています。

ここには書ききれない思い出や苦労話もたくさんあります。深夜南船橋のリンクで練習、朝帰宅し、寝ずに1限目を受けたこともありましたし、朝陸上トレーニング、昼ウェイトトレーニング、夕方仮眠、夜氷上練習というようなハードな1日を過ごしたこともありました。また、これまで何度もアイスホッケーを辞めたい、辛いと思ったこともありましたが、ここまで挫けずに続けてこれたのは、仲間、特に同期の3人の存在が大きかったと感じています。いつでも面白いれい、変人なこうすけ、明るすぎるじゅのという個性豊かな同期に恵まれ、同期が頑張っているのを見て自分も頑張ろうと刺激をもらえました。ありがとう。

最後に、今年1年間間近でチームを見てきた私が断言しますが、立教はこれから1番伸びるチームであり、近いうちに1部Aグループに昇格するチームだと思います。そんなチームとまだ一緒に活動したい気持ちもありますが、今度からはOBとしてチームを見守る側として、後輩をサポートしていければと思います。試合にも顔を出せればと思いますので、そのときはよろしくお願いいたします。

改めて、これまでサポートしてくださったOBOGの皆様、スポンサーの皆様、保護者の皆様、コーチ陣の皆様に感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

私は立教大学アイスホッケー部で大学生活を過ごすことができて本当に幸せでした。4年間ありがとうございました!

(2025年3月31日 15時0分)

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